初サークル参加で超技術書典に行ってきました
色々と分からないことがありながら、なんとか初の本製作を成し遂げ、超技術書典にサークル参加してきました。
伝えたいことは1つです。
意外と本って作れるだよ!
みんな本を作って技術書典にサークル参加しよう!
面白い情報は共有しよう!ということで、当日の様子と感想を書いていきます。
当日の様子
「開発が得意なフレンズになる方法」というタイトルでテーマは色々、64ページ300円で50部刷り、25部売れました。買ってくださったありがとうございます。感謝。
会場はニコニコ超会議に1つのコンテンツとして超技術書典エリアがあり、実際に集計したわけではありませんが今までの技術書典に比べると、技術書を目当てに来る人が少ない印象でした。
中々遠いかつニコニコ超会議入場料がかかるので気軽に来れないことが原因なのかな…?
ただ、ニコニコ技術部や一般の人たちにも技術書典っていう技術書の同人誌即売会があるんだよということを知っていただけたのなら嬉しいな、と。
感想
まず、サークルとして参加したことに関しては、良かったと思います。そして、意外と本って作れるもんだなという収穫もありました。
実際に会場に行ってダンボールを開け、本を見た時は感動しましたね。ちゃんと本になってる!って。なってないと困るんですがw
本に関しては、印刷所は日光企画さんを利用し、8人の共著で製作しました。
自分がまとめ進行役も担っていてラフな感じで行くのかきちんとした本っぽくいくのかブレて中途半端になってしまい、テーマや内容の品質?を整えきれなかったなど色々のが思い残しはあります。それ故に完全に原価割れ価格でした。(共著で助かった…)
本制作の過程に関しては、未来の自分と初めて本を作る人に向けてQiitaにまとめようと思います。
技術書典には第1回から参加していて、第2回の時にはより大きなイベントになっていたので、どんどん成長して欲しいイベントです。スタッフ・参加していた方々お疲れ様でした!
「伝説の新人」を読みました。
はじめに
「伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い」という本を読みました。
伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い
- 作者: 紫垣樹郎,小宮謙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
いわゆる自己啓発本で殆ど読んだことがないのですが、結論から言うと読んで良かったと思います。 なぜそう思ったかなどを、後で思い出せるように書き記しておきます。
概要
20代、特に新人である内にどういう「習慣」、具体的には行動習慣と思考習慣を身に付けるべきかが多く語られています。 そして、その「習慣」を身につけるにはスタートダッシュがいかに大事かも書かれています。
内容
いくつか読書の際に何が大事かメモしたことを、ここに残します。
- チャンスのときには期待値を上回ることが大事。
- チャンスはチャンスの顔をして現れない。
- 小さなことでも、自分に対してプラスに働く出来事であれば、それはチャンスである。
- 101%の法則、期待値をしっかりイメージし1%でも上回ることを意識する。
- チャンスはチャンスをものにした人に集中する。
- 当事者意識が大事。
- 人は対象の出来事が自分に関係ある問題だと認識したとき、当事者意識が芽生える。
- 当事者意識を持っていれば、やるべきこと、やりたいことが増える。
- 「で、お前はどうしたいんだ?」の答えを考える。
- 目標設定が大事。
- 達成するために設定するのではなく、
自分の中に眠っている力を引き出すために目標設定する。 - 公言すると、その目標達成に力を貸してくれる人が増える。
- 達成するために設定するのではなく、
- 仕事の切れ目以外で息継ぎをしないことが大事。
- 人は1時間で56%を忘れる。
- 会議のあとの20分は予め確保しておき、
そこで出たことについてのまとめや、次回について考える。
- 解釈の仕方が大事。
- 出来事や事実そのもの自体には意味がなく、
それをどう次に繋がる意味付けし、行動のエネルギーにする。 - 失敗は、こうしたらうまく行かないということの発見である。
- 抽象のハシゴ
- 物事に対する抽象度を上げ、社会に対する価値を理解する。
何のためにしているのかを具体的にする。
- 出来事や事実そのもの自体には意味がなく、
- 人間関係が大事。
- 相手が喜ぶかどうかを基準にして、すべての行動を見直す。
- 「○○の時に○○してもらったら嬉しかった」を行動としてリスト化し、意識する。
- 伝え方が大事。
- 伝えたいことが伝わらなければ成果は生まれない。
- 伝えようと思うのではなく、伝わるかどうかを考える。
- 受け手が主役であり、受け手がその内容を理解することによって初めて達成される。
- スキルを教わる、盗むことが大事。
- 新人の時期は、教えてもらえることは全て教わってしまうことが重要。
- 守破離、20代は徹底的に教えを忠実に守ること、基本の作法礼法技法を身につける。
- 徹底的に真似ることで、違いを明らかにする。
- 読書習慣が大事。
- 読書をすることによって知識が増えたり、考え方の軸ができる。
- 時間がないから読書ができないのではなく、読書をしないから時間がない。
- 読んだ本はアウトプットし、内容が伝わることを意識する。
- 相手にうまく伝えられていないということは、
その本で得ていたものが自分のものにはなっていないということ。
なぜ読んで良かったと思ったか
今まで曖昧に考えていたことの軸ができた部分が大きいです。
「◯◯が大事」と書いていることは、大体の人が「そりゃ大事だろ」みたいに感じると思います。
ただ、「◯◯が大事」であることの内容を思考習慣として身に付けることで、
より角度の高い成長をすることができるのかなと、自分の中で納得しています。
また、「スタートダッシュ」の重要さについては、
下記のように「チャンスのスパイラル」を起こすためです。
- 新人は少しでも評判になっている方により重要な仕事が来る。
- その重要な仕事に対して、いかに期待値をコントロールして101%を継続することができるか。
- そしてチャンスをつかんだ新人には、さらにチャンスが回ってくる。
他にも、
- 物事を伝える際、受け手が主役であり、受け手がその内容を理解することによって初めて達成される。
勉強会では特にこれが重要で、他に施策についても同様のことかと思いました。 受け手が受け取れないということは、ただ一方的にボールを投げているだけなので、全く意味のないことだなと。
- 仕事の依頼者は、無意識的に仕事の重要度と難易度を考え、どのレベルの人に頼めばいいか考える。 そして思いついた人の過去の実績を思い返し、期待に答えられるか判断する。
過去の自分の行動を思い返しても、確かにそう無意識的に行動していました。
人が無意識的に行動している軸をを認識すれば、それに対してどう行動すれば良いかも考えることができるなと。
このように自分の中で色々な納得感を得られた本でした。
この本の最後に「読んだ本はアウトプットし、内容が伝わることを意識する。」
と書いていなければ、ここに書いていなかったと思います。
初めは愚直に受け止めて、やれることをやっていこうと思います。
できるだけ多くの人が、この記事を読んでボールを受け取れたらいいなあ。
新海誠 night !に参加してきました
新海誠 night !
「新海誠作品について熱く語りたい人が勝手に開く宴です。 なんとなくみんなでワイワイやろう。」 というイベントです。
自分合わせ計6人で開催する形になりました。 会場は、株式会社VOYAGE GROUP様のセミナールーム パンゲアを借りていました。
内容
ゆる〜くピザや金麦とチョコをつまみながらLTと鑑賞会という感じです。
LTしたお二方がスライドをSpeaker Deckにアップしています。
「新海誠 光の魔術師」
こにふぁーさん (id:konifar) speakerdeck.com
多少なり絵を描いていたころがあって
素人よりかは色とか光とかには知っている程度の知識で「美しい」と思っていたのですが
こういう絵の表現の仕方が合って、表現の仕方によってこういう効果があって、
アナログからデジタルに移行したことで、表現の処理の幅が広がって…
「最高に美しい」という思いになりました。
「新海誠作品の物語構造」
Shigeki Yamatoさん (id:heki1224) speakerdeck.com
新海さんの作品は、基本的にボーイミーツガールで、その後別れがあり…
と物語の主軸となる部分で共通の事項が多い、確かに。
またヒロインが基本的に文学女子なのはわかっていましたが、
新海さんが文学部出身で、その文学作品の使い方がベタベタなどを知って、
そういう観点から見直してみるのも面白いかも、と思いました。
鑑賞会
お二人の発表後、鑑賞会をしようという流れで
初めに流したのが、秒速5センチメートル桜花抄絵コンテ版というディープさ。
主人公は新海さん自身が声を当てています。
いつも見ている秒速5センチメートルとは少し違いますが、
新海さんがセリフに抱いている感情などを考えながら見るのが楽しかったです。
こんな感じで、鑑賞会後に少しお話して解散。
自分が思っていること・感じていること以外の知識や観点を知れて、もっと深く新海誠作品を好きになれる会でした!
DroidKaigi2016が終わって1週間、プラグイン作りました。
DroidKaigi2016が終わって1週間が経ちましたね。
各登壇者の話以外にも、過去のインターンのメンターさんやネット上でしか話したことがなかった人とも話すことができて良い機会になりました。
基本的に自分から話しに行くことが苦手なのですが、がんばって話すきっかけを作った方が絶対にいい、と思いました。
「お疲れ様です、コミケで本買いましたよ!」とか「SHIROBAKO最高」という感じでしたがw
普段Androidの最前線を走っている訳ではないので、質問できる部分が少なかったのですが、羊さん(id:hdk_embedded)が発表したCamera2APIには過去に苦しんだ事があって、自分の頭の中で整理しながら聞けました。質問するのも苦手ですが、少し勇気出してみました…!
AndroidStudioプラグインの話
こにふぁー (id:konifar)のAndroidStudioプラグインの話を聞いて
Androidのstring.xmlやcolor.xmlをnameでソート出来ないのが不便に思っていたので、ソートできるプラグインを作ってみました。
まだ認証待ちなので、マニュアルインストールになります。
作る前は難しそうと思っていたのですが意外と簡単に作ることができて
登壇者のどなたかが「難しいことを難しいといえることが大事」という言葉を思い出しました。
「やってみなきゃ分からない」ってやつですね。
公式でまとまっているドキュメントが見つからなかったので、導入はこにふぁー (id:konifar)さんのQiita記事がとても参考になりました。
他には既に公開されているプラグインをここから実際に見るのが確実でした。
JetBrains Android Studio Plugin Repository(認証待ち状態でも、10 New or Updatedには載るんですね...w)
こんな感じでDroidKaigi2016がコミュニケーションや開発のモチベーションに関しても、とても良い機会でした!
運営・登壇者の方々、お疲れ様でした。ありがとうございました!