2021年振り返り+買ってよかったもの

振り返り

仕事は初めて1年間通してフルリモートだった1年で、プライベートでも区切りのある年でした。
雑旅をするのが難しい年でしたが、色々考えられて良い年だったと思います。

忍屋リリース

RPGツクールVX製のゲームを作っているのに、ほぼRubyを書いていました。
Git管理していて、最初のコミットは2017/10/14で、リリース日は2021/05/13でした。

Windowsユーザな人は、よかったら遊んでみてね。

dokococo.com

FF14復帰

数年前に新生編のエンドロールを見たところで、一度旅を終えていましたが、再び旅に出てそこからはかなりハイペースでした。

最近、大迷宮バハムートを初見予習なしIL下限超える力なしでクリアしたり、純粋に難しくて面白いところもあって良きです。いつか零式も行きたい。

久しぶりのコミケ

C98は開催キャンセルになってしまったので、結構期間が空いていました。
それに託けて、内部的なところを整理したり、Twitter連携機能を追加してました。

また気軽に参加できるイベントになるといいなと思っています。

フルリモートの1年間

去年6月に転職して、今年もリモートが続いていたので、1年間で会社に行ったのはワクチン接種など含め、両手で収まる回数でした。

フルリモートはいかに自分の気持ちをコントロールできるようにするかが大事だなあと感じてます。パフォーマンスを安定して出していきたいね。

買ってよかったもの

コンパクトかつ薪を割らなくても燃やせる焚き火台、構造がシンプルなので掃除も楽。今までに使ってきた中で一番しっくり来てます。

ひげ剃りは前は1万円弱ぐらいのものを使ってましたが、バッテリーがヘタった期に買い替えました。かなり満足度高くて、1万円ぐらいのものを買うんだったら、もう少し出すことをおすすめします。

静音性と肌へのダメージが圧倒的に違う。

スロークッカー、ぶち込んで煮込むだけ良い料理がこれ一つで出来て楽。煮込み系はすべてが柔らかく仕上がります。

仕事でもゲームでも使ってるモニターで、フレームレス/27インチ/WQHD/IPS非光沢/144Hzで探しててこれにしました。満足度高いです。

通話するとき以外は基本スピーカーなので、コンパクトでそこそこ良い音で聞けるように購入。

hitBOXのようなレバーレスアケコンを作るために、ホールソーなども合わせて買いました。

SHIROBAKO 放送当時、瀬川さんから色々影響を受けていました

1年早いですね、毎年言ってる気がします。
この記事はSHIROBAKO Advent Calendar 11日目の記事です。

今回は瀬川さんの仕事に対する姿勢と、それに対して自分が影響を受けたことについて書いてみようと思います。
SHIROBAKOを最初に見ていたのは当時はまだ大学4年生になった頃で、仕事に対しの考え方は、瀬川さんからの影響が一番大きかったように思います。

 

こちらはSHIROBAKO #08 責めてるんじゃないからねで絵麻が提出した原画の内容を気にして、瀬川さんが宮森に説明するシーンです。

「きっともう少ししたら、安原さんも普通に出来るようになることなんだよ。自分の後の工程のことを考えて描くなんてことは。でも、今はまだ分からない、分からないから出来ない。ちょっとの違いなんだけどね」

一人で完結しない規模のものを作るときは、必然の他の人が関わってきます。そして、自分とは別の工程を任せるということも多いと思います。

自分の仕事が他の人の工程に関わるという、今となっては当然に感じることも、当時大学生だった自分には、絶対意識しておくべきことだなと感じた記憶があります。

 

こちらは自分が好きなSHIROBAKOの言葉の中で一二を争うものです。
SHIROBAKO #22 ノアは下着です。 で宮森が瀬川さんに作画監督やってもらえないかと依頼するシーンです。

「クリエイターには関わった話数一本一本が名刺代わりってこと。流して描く作品なんて無いってこと。」

瀬川さんのこの言葉を聞いて、自分自身の仕事に対する覚悟や他人の仕事に対する考え方にかなり影響を受けました。

これを聞いた翌年にはアプリのエンジニアとして働き始めていて、デザイナーとやり取りする機会が多く、できる限りデザイナーの意図を汲んだUIや操作感を実現したいと思いながら日々開発していました。

単純に「提示された見た目を作る」のではなく「このアプリ自体が、自身の名刺にもなるし、他に関わってる人の名刺にもなる。だからしっかり作りたい。」という心持ちで働くことができました。

 

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社会人でいる時間が長いと、色々と熱を持っていた気持ちを忘れてしまいがちですが、こういうタイミングをきっかけに気を引き締めていきたい。
前回、前々回と何度かSHIROBAKO Advent Calendarを書きましたが、なにげに作品自体ではなく、自分のことについて書いたのは初めてでした。

roana0229.hatenablog.com

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2020年、買ってよかったもの、買わなくてよかったもの

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今年買ってよかったもの

迷ったら買わない、欲しいと思ったら買う精神。
仕事がリモートワーク中心になったので、デスク周りや家の消耗品に変化が多い年だった。
Amazonで何かを買う時、最低限レビューが付いているやつを買ってたのがほとんどだったけど、今年はレビューがないものも選ぶようにしていた。結果正解だったので、レビューに惑わされず、これからも自分の感覚を信じることにする。


Apple製品+SIM


リモートワーク用

ヘッドセット、仕事以外はAT2020使っていて、仕事中は立ったり座ったりなのでヘッドセットを買った。コールセンターでも使えるほどには周りの音を拾わないし、こちらの音声はしっかり届けてくれる。頭に被せるので多少の寝癖をなかったことにしてくれる。

サンワサプライUSBヘッドセットMM-HSU07BK

サンワサプライUSBヘッドセットMM-HSU07BK

  • メディア: エレクトロニクス

卓上デスク、デスクの上においてスタンディングをしている。肘おいても問題ないくらいの耐荷重あって満足。肘+キーボード+トラックパッドを乗せている。

ノートPC置き、1mのロングボールを使っていて、そこにモニターアーム+これでスタンディングのときに丁度いい高さにしている。これ+↑の卓上デスク+ディスプレイ1枚でスタンディング環境にしている。

マット、仕事一日中立ってやることもあったりするので、足の負担を減らすべく買った。体感でも足の疲労が軽減されているのがわかる。

パネルヒーター、つい最近買った。足が冷えること多くて、これと毛布であったか環境になった。

アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター グレー PH-TSA-H

アイリスオーヤマ デスクパネルヒーター グレー PH-TSA-H

  • 発売日: 2019/10/07
  • メディア: ホーム&キッチン


消耗品

箸、安いやつだと変な形で割れることが多くて、元から割れているものに移行した。

スリッパ、使い捨てにしたら汚れとか気にならなくなった。

おしぼり、厚手かつ大きめで使いやすい。

タオル、家の台拭きとかキャンプで雑に使って、1枚70円弱なので汚れたらすぐ捨てる感覚で使えるし、しっかり水を吸ってくれる。


小型家電

掃除ロボット、水拭きもできるので良い。掃除機を捨てた。

炊飯器、コロナで家にいることが多くなり始めた時期に買った。一食分を毎回炊くので冷凍とか考えなくて良い。3合炊きぐらいの炊飯器を捨てた。

製氷機、冷蔵庫の氷作る部分は水を型に入れて固まったら自分でトレイに移さないと行けないタイプだったので、買った。雑に水を入れておいたら氷がぽこぽこできて、溶けてもまた氷の元の水になる。夏でも冬でも氷入りの飲み物を好むので、QOLが上がった。


カメラ周り

AC使える充電器、キャンプに行くので一つ持っておいていいだろうと思って買った。

三脚、osmo pocketでキャンプ動画を撮るために買った。基本的にコンパクト重視なので気に入ってる。

osmo pocketのアクセサリ、Ulanziさんを好んで買ってる。がっちりホールドしてくれるので、↑と合わせて安定感がある。


買わなくてもよかったもの

あんまりなかった。衝動買いが少なかった年かもしれない。
キャンプ用品に関しては、材質を見るようになったので成長した結果要らなくなったものがいくつかあった。


HDMIキャプチャ、コロナが流行る直前に先見の明があったため買った。が、ミラーレスカメラを使って映していたのはトータル1ヶ月間もなかったと思う。先見の明があっても上手く活用できるとは限らない。

イヤホン、音が軽くて駄目だった。好みの問題だと思う。

GoProマウント、バイクに乗りながらosmo pocketで撮るために買ったけど、チェストマウントは取り外しがめんどくさいのでヘルメットに付けることにした。誰か欲しい人いないかな。

ポケットストーブ、ノーマル/ラージがあるのを知らなくてラージを買ってた。バイクキャンプなのでコンパクトにするためノーマルを買い直した。

防風スクリーン、これを買った頃はまだ材質に目が向いていない頃だった、重い。今はアルミ製の折りたたんでA5ぐらいのものを使っている。

初デスクの宮森あおいの凄さ

もう2020年が終わろうとしていて、早いですね。
こちらはSHIROBAKO Advent Calendar 2020 12/6の記事になります。

今回の焦点

第三飛行少女隊」でデスクを任されてからの宮森あおいに焦点を当てて見たいと思います。

#13 好きな雲って何ですか?の冒頭で「スケジュール的に余裕があるわけでない」「前回デスクだった本田さんはいない」「制作として頼もしい矢野さんも途中参加になる」ということが分かっている状態で、ナベPからデスクを任されます。 唐突に任された宮森は、デスクが何をする必要があるのかも分からない状態で、不安に駆られた表情をしています。

そんな分からないこと、やらなきゃいけないことが大量にある中で、きちんと過去の経験を踏まえた行動ができていて、すごいなと感じました。 実際、過去に起こったことをきちんと改善しながら働くことって難しいと思うんですよね。

監督とのやり取り

ナベPからアドバイスを受けて、まず木下監督と「第三飛行少女隊」で何がやりたいのか、どういう風に作りたいのかをすり合わせる時のことです。

木下監督が話を逸らそうとしたときに「えくそだすっ!」のことを交えながら強く話を戻し、芯で思っていることを聞けました。 その内容を聞いた宮森は「意外とまともなんで」と驚きの表情をしていて、作品の軸を決める人の考えを知らないまま制作が進んでいたとしたら、「えくそだすっ!」の時のようなちゃぶ台返しが発生していたかもしれませんね。

佐藤・安藤とのやり取り

佐藤・安藤に制作を任せる時のことです。

えくそだすっ!」で宮森が制作をしていたときは自分がバタバタしていることが多くありました。 その時の経験からか、具体的にやることは「物事がものすごい勢いで、しかも同時並行で進むので優先順位をつけることだと思います」とホワイトボードを使って分かりやすく伝えています。

シーンとしては表現されていないことも多くあると思いますが、矢野さんに助けてもらったことを、今度は自分が後輩にやってあげているように見えました。 #17 私どこにいるんでしょうか…でも、佐藤・安藤が疲れていてうっかりしてしまった時に、自分も過去は同じだったよと伝えて、後輩を安心させています。

平岡とのやり取り

過去の経験を生かしてきた中で、宮森にとって平岡のようなキャラクターはムサニにいなかったため、イレギュラーな存在だったように思います。 実際、宮森もどうすべきか迷っているシーンが多くありました。

平岡が磯川から会社作ったんだよと名刺をもらって、着実に夢に近づいている磯川と今の自分を比較して悔しさを感じている姿*1を、宮森が見ているシーンもありました。 その後、平岡が過去の熱意を持っていた頃のことを聞き、宮森が平岡のことを諦めず、真摯に話して平岡も熱意も戻っていきました。


過去の経験を活かして同じ失敗をしないようにし、後輩の成長を考え、イレギュラーなことも多かった中で、初デスクとして動いていた宮森の動き、ただただ凄い…

自分も宮森を見習って頑張らないとSHIROBAKOを見返して元気をもらえました。

*1:あくまで個人的にシーンを理解した結果です

自分なりのレビューの考え方と進め方

リモートで直接相手の顔が見えない環境で働くことが多くなっていて、それでもできるだけコミュニケーションを円滑にするための自分なりの考え方と進め方。

なにかすごいことをする訳ではなく、小さなことをあたりまえにできるように意識していきたい。

前提にある思想

  • 会社のプロダクトの場合、全て自分が思う通りのコードにすることが正しい訳ではない。
  • レビューは間違い探してはなく、仕様や知識の共有のためにやっている。
  • レビューをリアルタイムで気付けるように、 Pull Reminders: Pull request reminders for Slack & GitHub などで通知を受けられるようにしておく。人間が意識する必要がある物事は減らしたい。

レビューを出すとき

  • テンプレがない場合はテンプレを用意する。
  • レビュー依頼前にGitHub上でざっと全体をセルフレビューする。
  • レビュワーが読みやすいように、特別な仕様がある場合は Single Comment で補足する。
  • レビュー期限は必ず書く。いつでもいい時は「お手すき」ではなく余裕を持った期限を書く。

レビュー依頼が来たとき

  • 手が離せない作業をしていない限りは、まずはざっと5分ぐらいでPRの内容を見る。
    • レビューを依頼した側は、また別の開発に入るため、できるだけコンテキストを忘れないうちにやり取りした方が早い。
    • 方向性が違ってるなと思ったら、全体を詳細に見る前に、そのすり合わせをする。
  • 問題がなさそうな差分ファイルは、ガンガン非表示にして、重視して見るべきファイルを絞る。GitHubのViewdフラグ使いやすい。
  • 時間がかかりそうで後回しにしたものは、作業のキリの良いタイミングを作るか、翌日最初のタスクとしてレビューする。
  • すぐ見切れないもの=差分の大きいものとなる可能性が高いので、遅くとも締め切りの3日前にはレビューを初める。初められるようにしたい。

レビューにコメントをするとき

  • 良いと思ったこと
    • 褒めてもらえると嬉しいので「勉強になった」とか「LGTM」とかGitHubのリアクションとか何かしらのアクションをする。
  • もっといい方法があると思ったこと
    • 「〇〇だと嬉しいです。」「〇〇だとありがたいです。」は曖昧になってしまうため、使わない。
    • お願いがあるときは率直に「〇〇をお願いします。」と書く。
  • 疑問に思ったこと
    • 「〇〇だと思うんですが、どうですか?」と、認識のすり合わせを意識する。
  • 間違っていると思ったこと
    • 否定をしない。お互いに認識できていない何かがあるのかもしれない。
    • 疑問に思ったこと、と同じ方法を取る。
    • もしくは、具体的なイメージが自分の中にあればコードのイメージも伝える。コピペしたら動くコードではなく // ここでxxxを呼び出すみたいなのでも良いと思う。
  • GitHubの場合、レビューとしてコメントを付け、完了したらPRのステータスはComment, Approve, Request Changesのどれかに変更する。
    • ステータスを変えることで、レビュイーが再度変更したときにRe-Requestしやすい。
    • Single Commentは会話しなくていいものにしか使わない。

1日レビューをしているだけで終わることがあるなと思ったとき

  • レビューも立派な仕事の1つということを忘れない。
  • 自分の持っているタスクの優先度やレビュー依頼の締め切りを見つめ直す。
  • 自分のタスクの優先度が高いときは、予めレビュー依頼が来たときに、「遅くなるかもしれない」と伝える。

備考

SHIROBAKO 瀬川さんの

  • 「クリエイターには関わった話数一本一本が名刺代わりってこと。流して描く作品なんて無いってこと。」
  • 「きっともう少ししたら安原さんも普通にできるようになることなんだよ。自分の後の工程のことを考えて描くなんてことは。でも今はまだわからない。わからないからできない。ちょっとの違いなんだけどね。」

というセリフ、大好きです。このセリフを聞いてから、圧倒的に考えの幅が広がった気がする。

社会人になって5年目、やってきたことを振り返る

このような心境なので振り返る。

今年で27歳になるので、もう社会人になって5年目、時間の流れは速い。
 

技術

本業

Android/iOS両方書いている。
期間的にはiOSの方が長いのと、iPhoneを利用しているのでiOSの方が得意で好み。Androidをガッツリ作るときは個人の端末もAndroidにすることもある。

やってきたことは、Android/iOS問わず、プロダクトの改善をガッツリ回したり、Redashで観測できるように分析クエリかいたり、実装が現状のプロダクトと合わなくなったもののリアーキテクチャをしたり、新規でアプリを作ったり、一通り色々やってきた。

他には、lintとかdeployとか手間がかかるものをshellやfastlaneで実行できるようにしたり、CI環境を整えたり、タイミングも作れたのでブログ書いたりした。最近は個人じゃなくチームの開発力を上げるためにコードリーディングやペアプロなどやってみていて、難しさを感じつつ一定の効果はあったと思う。

プロダクトにガッツリ入って改善回していくのも面白いけど、技術的な検証・投資や他のエンジニアが開発しやすくなるような開発の基盤作りするのが好き。

副業

iOS少しとReactNativeをやっていた。
キャパシティがあまり大きくないのか、副業としてではチームを自ら率いて進めるのは難しいということを理解できた。ある程度切り離して進めるタスクやスポットの集中した開発の方がやりやすい。あるいは初期のプロトタイプ作りも良いかもしれない。

個人

コミマップ(Android/iOS)という同人誌即売会向けのマップアプリをかれこれ6年ぐらいメンテし続けている。
各OSレビュー数350~400ぐらいあって、★4.3~4.7ぐらいを維持できていて、うまく期待に答えられている気がしている。でもまだまだ作りたい機能はある。
大学生のときに作ったもので、変遷をざっと書くとこのような感じ。

初期~2018年

  • Android Java
  • iOS Objective-C → Swift → n回 Swiftのバージョン移行
  • 一部をWebViewで実装
  • マップの画像をイラストソフトで作成、座標も手動

2018年~

初期はとりあえず動くものを作ってリリースし、一定使ってもらえるユーザも増え、メンテしやすい方向に倒している。ネイティブ両方書いていることもあり、ネイティブViewのWrapperとしてReactNativeを推している。開発環境もネイティブからjs/tsが主になり、仕事ではやらないことをやっていた。まだReactを雰囲気で使っているところもあり、React Hooksも導入できていない。React Nativeをやっているのは、Reactを身に付けておいたほうがいいだろうという側面もあるのでやっていきたい。

コミュニティ活動

DroidKaigi

2019, 2020とスタッフ側で活動している。
2019は動画・配信周りを楽しんでした。このあたりの知識が強い人がいて、こういう機会じゃないとなかなか付けられない知識だった。DroidKaigi2019が終わった直後にセッション動画を公開したり、忙しかったけど祭り感覚で楽しくやっている。

2020は公式アプリに一枚噛んでいる、これもまた祭り。

今思い返せば、DroidKaigi 2016に参加してその後すぐ聞いたセッションの内容を噛み砕いて理解するためにIntelliJプラグインを作ったら思ったより使ってくれる人が多かったり、海外の人からPRが来たり、最初の印象が良かったから興味を持ったんだと思う。

技術書展

一般参加したり、一度当日スタッフとして参加したり、2度共著で本を頒布した。本を書くということは内容以上の理解をしている必要があって、自然と理解が深まる。やっていく強い気持ちは必要だがやって良かった。

 

 

 以下、技術関係ないお話です。

生活

カメラ

  • OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III
  • F1.8 換算90mm, F2.8 換算14-28mm を主に使用

エモいものを撮ったり、イベントでコスプレを撮ったりしている。
人を含めた日常風景のポトレ撮りたい。あと今年はフォトコンテストにも出してみたいなと思っている。

https://roana0229.tumblr.com/

バイク・キャンプ

キャンプ用品も色々揃えたりして、去年11月は毎週キャンプをしていた。
主に寒い時期にソロキャン、日帰りも泊まりもどっちもする。キャンプ用品を揃えるだけで楽しい。モンベルに週イチで行ってた。ゆるキャンの影響を多大に受けた。今年はまだ行けていない。

アニメ

最近あまり見なくなってしまった。
一番最近だとヴァイオレット・エヴァーガーデンが好き。東京で行われた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」オーケストラ・コンサート2019もチケットが運良く当たったので、初めてのオーケストラも行けてよかった。劇場版楽しみ。

SHIROBAKOの劇場版も楽しみにしている。

お掃除ロボ

https://twitter.com/Anker_JP/status/1215438583076741120
ポイント還元で2万ちょっとと安かったので勢いで買ったが、かなり満足している。
ゴミ取りだけじゃなくて水拭きもしてくれる。元から床にものをできるだけ置かないようにはしていたので、対して稼働に対するコストもかからなかった。 

新年初の生活の変化は駆け出しが良い。

 

 

久しぶりにブログを書いて、ブログは気軽に振り返りを文章化できて良い。転職ドラフトにも何度か参加していて、あれはあれで自分を見つめ直せて良いが、強い気持ちがいる。

個人仕事関係なくマンネリを感じてしまっていたこともあり、去年の中頃から生活に変化を取り入れて行っていて、今年も続けて変化をしていく年にしたいと思っている。

SHIROBAKO #03 総集編はもういやだ から見えるチームワーク

SHIROBAKO Advent Calendar 2018 12/23 を担当します。 @roana0229 です。

SHIROBAKOは放送当初から見ていて、考え方や行動することに色々な影響を受けてきました。

今回は#03 総集編はもういやだから見えるチームワークについて書こうと思います。

フォーカスするシーン

16:50~22:10あたりの約5分間です。

太郎の「サーバーにつながらない」という発言から話が繰り広げられていきます。

FTPサーバに繋がらないためデータを落とせず、ギガデータ便を使っても時間がかかりすぎてしまう。 レンタルサーバ会社と連絡がついたが、復旧見通し立たず、バックアップもミラーサーバもポン。 小諸スタジオに依頼していた4話のリテイクカットの仕上げデータがサーバに上げられず、撮入れができない。明日の納品・V編に間に合わない、万策尽きたー!というシーンです。

表立って会話されている裏で電話している会話にも着目します。

チームのそれぞれがどのように行動していたのか

時系列順に書いていきます。

太郎、落合、本田

落合の机で3人が話しています。 FTPからダウンロードできないということ、別の手段としてギガデータ便も試したが時間がかかりすぎてしまうということ、何故時間がかかりすぎるのかという現状の共有・認識をしています。

矢野

3人の会話と並行して電話でおそらく社内システムの人とやり取りをしています。

あ、お疲れ様です。制作矢野ですけれども、今お時間大丈夫ですか?FTPなんですけど、エラーが出ちゃうんですよ。実は4話の納品前で結構急ぎなんですけど、なんとかなりますか?はい。あっもしもしどうでした?まーじっすかー、わかりました、了解です。確認ありがとうございました。失礼します。

その後、落合のデスクで話している3人に電話で聞いた内容を共有して、サーバーの問題は解決することが難しそうだとチームが認識します。

興津

矢野さんの電話が終わって周りに共有したタイミングで電話をかけています。(小諸スタジオに電話をかけるシーンがアップで映されていますね。)

お世話になっております。武蔵野アニメーションの興津と申しますけれども、えくそだす4話の仕上げ上がりの件で確認なのですが、小諸スタジオ様のローカルにまだ残っていたりしますか?本当ですか?実はxxx*1で急ぎデータをxxx。今から伺ってもよろしいでしょうか?よろしいんですか?そちらにはxxxさせていただいてますし取りに行きますが。そうですか、わかりましたー、ありがとうございます。それではお待ちしております、はい、失礼致します。

ここで、4話のリテイクデータが小諸スタジオのローカルに残っていること、そのデータを運んできてくれるという希望を興津さんがチームに共有します。

宮森、矢野

宮森が予定していた9話のカッティングに行こうとしたところ、矢野さんが4話の状況にに一番詳しい宮森だということ、そして今最も解決すべき問題は4話だということを認識させています。

アニメは一人で作ってるんじゃないんだよ、アニメ制作はチームワークなんだ!

という名言が出てきます。

太郎、落合、本田、宮森、矢野、興津

司令塔として宮森に撮影の佐倉さんに撮入れが遅れる共有すること、太郎に宮森の代理で9話の作監入れと回収を頼みます。

しかし、9話のカッティングに入れる人がいない…

そこで会話には入っていない興津さんが

私が行きましょうか?

とピンチヒッターとして手を上げます。「総務なのに?残業しない主義なのに?」と聞かれてもそこに対して反応はせず、「今回だけです」と自ら動きます。

そうして、4話の納品に向かうことができました。

宮森、本田

もっとなんでも言ってくれていいから、一人で抱え込まないで。おれ、心配性だけど司令塔だから、これでも。

宮森の失敗ばっかりで、という言葉に対して

これからよこれから、失敗しないで成長した制作なんて俺知らないもんね。そんで、早くうまく回せるようになってね、期待してるから!

と人に頼っていいこと、失敗をしても良いこと、成長する期待をしていることを伝えます。 また、監督は出来上がったアルピンのカットを見て、泣いていた(良い出来になった)ことを伝えます。

チームとして動くということ

問題が発生した時に現状はどうなっているのか、問題を解決する策はないか、解決するためには自分はどのように行動すればいいのか

アニメは一人で作ってるんじゃないんだよ、アニメ制作はチームワークなんだ!

という言葉がまさにこの3話で表現されているなと思いました。

また、矢野さんから宮森に対する先輩から後輩へのアドバイス、本田さんの司令塔としての役割・チームメンバーにどういうことを期待しているかなど、様々なことが表現されています。

この3話では、このシーン他にも冒頭の方で矢野さんが宮森にアドバイスをし、もう宮森が限界だと感じでいるときの羊羹の差し入れなど、チームの一人・先輩として後輩への手助けをする会話が多く含まれています。矢野さんが宮森にやるべきこと見えるかするために付箋に書いて渡しているのも印象に残っています。


この記事を書いていて知って驚いたのですが、矢野さんが宮森の4話が一番問題だということを話題に出す前に、耳に入ってきた会話から興津さんが小諸スタジオに確認の電話をかけているんですよね。

アニメーション制作会社の総務がどこまでの情報を認識しているべきなのかはわからないですが、興津さんは現場の状況をきちんと理解していることがわかります。 中盤にあったシーンで、宮森が小諸スタジオから電話でFTPサーバーに上がらず今日中には無理という会話を聞いていたのかもしれません。 自分が担当している仕事とは違うはずだが、その状況も理解している。これはとても凄いことだと思いました。

落合の興津さんに対して「やっぱもう一回現場に復帰したらどうですか?」というセリフには、ピンチヒッターとして手を上げたことだけでなく、興津さんのこういう凄さがあるからかもしれません。 これは個人的な考えなんですが、もし興津さんが言われてピンチヒッターを任された場合、この落合のセリフはなかったのかもしれないと思いました。

*1:会話が聞き取れず xxx という形で書いています。